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読むはんなん

  • 移住者インタビュー

名産地に負けないくらい美味しいシャインマスカットを、阪南市で作りたい!

Point 1

アパレル業界から農家へ

Point 2

研修期間を終えて、いよいよ独立農園へ

Point 3

名産地に負けないくらい美味しいシャインマスカットを作りたい!

1、あなたのことを教えてください。

私は生まれも育ちも阪南市ですが、高校と大学で地元を離れ、大学卒業後もアパレル業界に就職し、ずっと大阪市内でひとり暮らしをしていました。仕事ではやりたいことをやっていたのですが、25歳の時にふと、このままで良いのか?何がやりたいか?と悩みました。そんな中、兄が仕事を辞め、農業大学で農業について学び始めました。私の祖父は米を作っており、幼い頃は兄弟でよく畑仕事を手伝っていたので、その経験が兄を動かしたのかなと思います。大学での勉強を終えた兄は泉州の名産である水なすの栽培を始めました。私も仕事を辞めようか悩んでおり、兄に何か手伝いができないか聞きましたが、兄自身も農業を始めたばかりで手伝えることもなく、もし本当に農業がしたいなら、ぶどうは金銭面・作業的にも良いからと勧められました。兄の勧めがきっかけで、観光農園に就職を決め、ぶどうの栽培について学ぶため、3年間岡山へ研修に行きました。研修期間中は日の出前から作業することもあり、ぶどう狩りに来た観光客のアテンドもありましたので大変でしたが、学べることに充実していました。

2、何故、地元で農園をやりはじめたのですか?

祖父の畑が父の代に変わり、私が岡山に研修に出ると同時期に、父がここでぶどうの木を植え、育ててくれていました。ぶどうの木は実がつくまで3年はかかります。私が帰って来てちょっとでも収入に繋がる仕事ができるよう、父が前もって準備してくれていました。

3、作業は大変ではないですか?

シーズンに入る5月〜7月は大変ですが、兄も様子を見に来てくれますし、何と言っても手間をかけた分、美味しいものができ、すごくやり甲斐を感じます。会社員時代ではあまり感じられなかったことです。またスーパーで売られているぶどうは15cm程の長さですが、はじめ木にぶらさがっている時は30cmぐらいあり、その中から不要な粒を切り落とし育てていくので、自分でもどんな芸術作品ができあがるのか楽しみながら作業しています。

4、阪南市で農業をしてみて感じることはありますか。

私の畑があるところは、地域的に石が多く、水はけがとても良い土地です。大雨が降っても2日程で水がはけていくので、こういった所は果物を栽培するのにすごく適しています。利用されていない土地があれば、この辺一帯で果物を栽培できれば良いなと思います。

5、最後に、今後の展望を教えてください。

今後農園を広げ、シャインマスカットの生産量を増やしたいと思っています。生産量が増えれば、一般の方にも購入してもらえる直売店もやりたいと考えているので、名産地にも負けないくらい美味しいシャインマスカットを阪南市で作り、どんな方にも購入しやすい価格帯で届けられるようになれれば良いです。

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